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【京都の社労士コラム】『最低賃金引上げ』まであと少し！今このタイミングで活用できる助成金があります【無料相談実施中】

2024年09月12日

A（エース）社会保険労務士法人の足立徳仁です。

　２０２４年度の都道府県別最低賃金が８月２９日に出そろい、厚生労働省が発表した時給の全国平均は前年度比５１円増の１０５５円となりました。引き上げ額は過去最大で、新たな最低賃金は１０月１日以降、順次適用されます。

　⇒２０２４年都道府県別最低賃金額（答申状況）はこちら

　最低賃金の引き上げは、従業員にとっては喜ばしいことですが、会社にとっては人件費増加という悩ましい問題であり、対応に苦慮している経営者の方も多いのではないでしょうか。そこで今回は最低賃金の引き上げにあたり中小企業・小規模事業者への支援事業として、厚生労働省が実施している助成金を２つご紹介します。

どちらの助成金も申請するためには、賃金引上げまでに計画書の提出などの手続きがあり、手順などを誤ってしまうと助成金を受けられなくなってしまいますので、細心の注意が必要です。助成金の申請をお考えであれば、まずはご相談ください。

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業務改善助成金

　業務改善助成金は、事業場内で最も低い賃金（事業場内最低賃金）を３０円以上引き上げ、生産性向上に資する設備投資等を行った場合に、その設備投資等にかかった費用の一部を助成する制度です。

生産性向上の効果が認められる下記のような設備投資が対象になっています。

◆ＰＯＳレジシステム、自動釣銭機
　精算業務が自動化され時間短縮されることにより、顧客の回転率も向上した。
◆調理器具類（スチームコンベクションオーブン、食材スライサー、業務用製氷機など）
　仕込み時間・調理時間が短縮され、一度に製造できる量も増えて効率が上がった。
◆テーブルオーダーシステム
　顧客が自ら注文できるようになり、オーダーと会計が正確になったことで従業員の負担軽減が図られた。
◆食器洗浄機
　食器の洗浄にかかる時間が大幅に短縮し、作業効率の向上を図ることができた。
◆顧客管理システム・業務管理システム・施工管理システム
　売上計算、在庫管理等業務の毎日の業務は必要なくなり、月に一度10分程度の時間で売上計算・売上管理・在庫管理ができるようになった。
◆フォークリフト・特殊用途自動車
　一度に大量の重量物等を運ぶことができ、作業時間が短縮した。

この他にもたくさんの生産性向上に繋がる設備投資が助成対象となり得ますので、問合せください

（参考）厚生労働省　業務改善助成金リーフレット

地域別最低賃金の発効に対応して事業場内最低賃金を引き上げる場合、発効日の前日までに引き上げていただく必要がありますので、なるべくお早めにご相談ください！

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キャリアアップ助成金（賃金規定等改定コース）

　
　非正規雇用労働者の処遇改善に関する助成金で、非正規雇用労働者の基本給の賃金規定等を３％以上増額改定し、その規定を適用させた場合に助成が受けられます。（原則としてすべての非正規雇用労働者の増額改定が必要）

助成金額　　一人当たりの助成額は以下のとおりです。

（参考）厚生労働省　キャリアアップ助成金
　
※対象となる労働者には他にも要件があります！
※地域別最低賃金の発効に対応して事業場内最低賃金を引き上げる場合、発効日の前日までに引き上げていただく必要がありますので、なるべくお早めにご相談ください！

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　法改正に対応した労務相談や就業規則の作成・改定、労使協定の締結、各種助成金の申請支援なども行っています。

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