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【京都の社労士コラム】職場トラブルを回避できる!就業規則のポイント

2023年07月20日

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 A(エース)社会保険労務士法人の足立徳仁です。

 このコラムでは、人事・労務に関する様々なQ&Aや法改正情報、助成金・補助金などの新着ニュースをお届けしてまいります。

 今回のテーマは
職場トラブルを回避できる!就業規則のポイント
についてご案内致します。


 弊社では、円滑な労働環境を維持するために、
従業員との、職場トラブルを未然に防ぐための対策を考えています。

今回のメルマガでは、職場トラブル防止として
就業規則の具体的なチェックポイントを共有いたします。


これらのポイントを抑えることで、職場トラブルの未然防止と、
トラブルが起きた際の円滑な解決を図ることできます。


動画解説(2分58秒)是非ご覧ください!
 動画内では就業規則のポイントを紹介しています。
 <画像をクリックすると動画を視聴できます>




就業規則の効果
 
従業員との職場トラブルを未然に防止するためには、

経営者と労働者が共に納得した「職場全体のルール作り」をした上で、
経営者と個々の労働者による労働条件等の取り決めを行うことが必要です。

この「職場のルール作り」こそが、「就業規則の整備」なのです。

【就業規則を整備するメリット】

就業規則を整備することで、
職場トラブルの対策として以下の利点を得ることができます。

①行動規範の明確化

行動規範の明確化は、
従業員に対して適切な行動の基準を提供するために重要です。
明確な行動規範を定めることで、
従業員は組織の期待に沿った行動を取ることができます。

②社内秩序と安定性の確保

就業規則の整備により、社内の秩序と安定性を確保することができます。明確なルールや規則に基づいた運営は、混乱や紛争の発生を防ぎ
効率的な業務環境を促進します

③問題行動の予防と抑制

就業規則は、問題行動の予防と抑制に役立ちます。具体的な行動規範や違反行為の明示により、従業員は望ましくない行動を回避し、
適切な行動を取るよう促されます。


④公正な対応と適用の一貫性

就業規則には、解雇手続きや処罰の基準を明確に定めることで、
公正な対応と適用の一貫性を確保します。この基準に沿って解雇手続き等を行うことで、後日のトラブル回避に繋がります。


参考|厚生労働省「就業規則作成・見直しのポイント」
https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/roudoukeiyaku01/dl/15.pdf